アメリカのロサンゼルスではタバコは止めよう

ロサンゼルスは近郊も含め、ベトナム、韓国、インド、中国、イラン、アルメニア、タイと多様な人々が住む都市です。それだけに、各民族の固有の文化や習慣、そして個人の主義主張が尊重されます。そうした中で肩身が狭くなる一方の人たちがいます。

2000年WHO(世界保健機関)のスローガンが訴えるように、嫌煙者天国カリフォルニア州では、ロサンゼルスダウンタウンの高層ビルの玄関前で愛煙家たちが、今日も小さなコミュニティーを作ってひっそりと世間話をしています。

一部ホテルにこそ喫煙ルームがあるものの公共の建物内、レストランなどはすべて禁煙だそうです。

98年からは一層拍車がかかり、バーでの喫煙も禁止されたんだそうです。

もっともこれはお客のためではなく、従業員の健康を守るためだそうです。タバコ広告の規制も非常に厳しく、ハリウッドのビルボード(屋外の広告板)には、タバコをくわえたカウボーイが描かれていますが、あるタバコ会社の広告かと思いきや、タバコの先が曲がった禁煙広告なんだそうです。

ロサンゼルスのマナーは、空港に到着したらまずタバコを消しましょう。それともいっそのことタバコをやめてしまったほうが良いかもしれません。